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「多摩川の美しい未来づくり助成」応募に関するFAQ

2024.07.01

「多摩川の美しい未来づくり助成」の主なFAQを集めました。お問い合わせの前にお読みください。

Q:どのような活動や研究が対象になりますか?

A:民間非営利団体や研究者・研究機関が実施する、多摩川およびその流域の環境保全・改善に関する実践的な活動や研究が対象になります。(募集要項の「1.助成対象となる活動や研究」参照)

①民間非営利団体(NPO/NGO、任意団体等)が一定の科学的根拠(エビデンス)に基づいて行う活動や研究等

②研究者・研究機関(団体)が社会に対して発信をする活動、地域の市民を巻き込んで行う研究等

③民間非営利団体(NPO/NGO、任意団体等)と研究者・研究機関(団体)が協働して推進する活動や研究等

④ ①~③を行う準備のための活動や研究等

【具体的な”活動”例】

・多摩川流域の自然再生活動(クリーンアップ、在来種の保全活動など)

・多摩川流域をフィールドにした環境教育(テーマは「生きもの」「エネルギー」「水・土壌」など様々)

【具体的な”研究”例】

・多摩川流域の自然環境調査(生態系調査、流域の環境汚染調査など)

・多摩川流域で環境意識の向上を目指した講演会や交流会的な活動

・多摩川流域の環境保全を目的とした研究の成果発表会(シンポジウムや調査報告会)

・多摩川流域に環境保全の調査・研究成果に基づく環境啓発ツールの制作(書籍、パンフレット、動画、等)

この活動例または研究例を、すでに一定の科学的根拠を持ち、実施計画や実施体制も十分整った状態で、1年目から本格的に活動や研究を行えるようであれば、<A通常コース>への申請が可能です。

実施しようとする活動や研究に関して、科学的根拠(エビデンス)の蓄積が不十分であるため、あるいは社会に対して還元する活動体制が未整備であるため、まずは基礎調査、仮説検証、パイロット事業、アクション計画策定、研究者・研究機関あるいは民間非営利団体等と協働する体制整備などの準備的活動に取り組みたいということであれば、1年目は<Bステップアップコース>への申請が可能です。

Bステップアップコースの場合、2年目より通常コースへ応募することが前提です。

※以下のような活動や研究を積極的に応援します。

・一定の科学的根拠(エビデンス)に基づいて取り組む環境の保全・改善に関する活動や研究

・狭義の学問領域の枠を超え、直接的あるいは間接的に市民の環境意識向上や行動変容につなげることを目指した活動や研究

Q:清掃活動や環境学習会は申請できますか?

A:募集要項の「1.助成対象となる活動や研究」に記載の条件を満たす必要があります。

例えば、研究者・研究機関(団体)との協働や文献を参考にするなど、科学的根拠(エビデンス)に基づき、その成果を社会に還元する活動を期待しています。この場合は、<A通常コース>にて申請可能です。また、2026年度からの<A通常コース>で本格的に活動するための準備(基礎調査、仮説検証、パイロット事業など)として活動する場合は、<Bステップアップコース>にて申請可能です。

Q:水質調査や生態研究は対象ですか?

A:募集要項の「1.助成対象となる活動や研究」に記載の条件を満たす必要があります。

例えば、民間非営利団体や地域の市民と協働で行い、環境意識の向上や行動変容につながることを期待しています。この場合は、<A通常コース>にて申請可能です。また、2026年度からの<A通常コース>で本格的に活動するための準備(基礎調査、仮説検証、パイロット事業など)として活動する場合は、<Bステップアップコース>にて申請可能です。

Q:科学的根拠(エビデンス)とは具体的にどのようなものですか?

A:例えば、以下のようなものです。

・多摩川に生息する生きものたち・・・在来生物の生存率、外来生物の影響度、生物多様性評価、等

・多摩川流域の環境汚染度・・・マイクロプラスチックを含む散乱ごみの量・種類、水・土壌の汚染レベル、それらの発生源、等

・多摩川以外の河川で取り組まれている環境保全活動事例の実効性・・・行政施策の効果、市民によるボランティア活動の効果、等