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No.252 研究課題 / Project

多摩川における日本在来河原植物の分布調査The Distribution research of the river native plants in the Tama River

一般研究
General Research
No.252
代表研究者
Principal Investigator
柴田  隆行
Takayuki SHIBATA
所属(採択当時)
Affiliation
多摩川の自然を守る会代表
Association for the nature reservation in the Tama River,Representative
研究内容要約
Research Summary
多摩川のどこにどれだけの河原植物が現存しているかを2018年4月から2020年3月まで悉皆調査した。

しかし2019年10月の台風19号による大増水で礫河原が一変し、多くの河原植物が流失した。

例えばカワラニガナは2018年に21,589個体、2019年10月初旬までの調査で16,269個体あったが、増水後たった63個体に激減。

自生のカワラノギクは2018年10月に25個体あったが増水で礫河原ごと流出し絶滅した。

カワラハハコは2013年に多摩川で絶滅したが2019年に1個体発見、しかし増水で礫河原ごと流出しふたたび絶滅。

カワラサイコは堤防法面に多くあるので増水の影響はあまりなく、2018年度15,379個体、2019年度は16,585個体確認した。

この礫河原大改変後に河原植物がどのように自然再生するか、さらに調査を続けたい。

We reseached where and how much the river native plants are growing in the Tama River.

We found many populations of them.

But the great rise of river in last autumn caused large-scale damage to the riverbank in the Tama River.

So we can find now for example only 63 Kawaranigana (Ixeris tamagawaensis (Makino) Kitam.) that we found 21,589 populations in 2018.

We will research from now on whether the river native plants grow again in riverbanks.
共同研究者
Collaborators
柴田 秀久
柴田 順子
鈴木 有子

Hidehisa SHIBATA
Junko SHIBATA
Yuko SUZUKI
研究全文
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