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平成4年度新人賞

藤川 泰彰 (ふじかわ やすあき)

  • 所属:二期会会員、明星学園高校教論
  • 受賞対象:テノール
  • 研修地:ミラノ
  • 出身地:香川県高松市

受賞者プロフィール

プロフィールは受賞時の情報を掲載しております

昭和58年国立音楽大学声楽学科卒業。在学中より布施隆治氏に師事。
大学卒業後は、郷里で教鞭をとるかたわら田口興輔氏のもとで声楽の勉強を続け、四国二期会のオペラ公演に参加。
昭和58年に「泣いた赤鬼」の赤鬼を、昭和63年に「魔笛」のタミーノを演じた。

平成元年、2年に東京オペラ・プロデュースによる「オテロ」に出演。平成3年5月にBunkamura主催の日中合作オペラ「魔笛」の北京公演においてタミーノを演じ、11月のオーチャードホールでの公演にも同役で参加、いずれも好評を博している。

本財団助成による海外研修

平成4年10月のBunkamura「魔笛」で再びタミーノ役を務めた後、イタリア・ミラノで研修。

これまでの主な受賞歴

1989第20回イタリア声楽コンコルソ イタリア大使杯
1990第26回日伊声楽コンコルソ 第1位

海外研修成果発表のご紹介

藤川 泰彰 オペラ新人賞研修帰国記念 テノール・リサイタル

1989年、1990年に東京オペラ・プロデュースによる「オテロ」に出演。91年にはBunkamura主催の日中合作オペラ「魔笛」の北京公演においてタミーノに抜擢され、11月のオーチャードホールでの公演にも同役で参加、いずれも好評を博している。その後、「ドン・ジョヴァンニ」のドン・オッタービオ、「コジ・ファン・トゥッテ」のフェランド、「アルジェのイタリア女」のリンドーロ、「ラ・ボエーム」のロドルフォ、「道化師」のペッペなどで出演。95年にはカーネギーホールでのベートーヴェン第九交響曲演奏会にテノール・ソロで出演するなど、コンサートでも活躍している。今年9月の二期会公演「メリー・ウィドー」に出演予定。

日時平成9年9月4日(木)
開演19:00
場所紀尾井ホール
主催財団法人 五島記念文化財団
ピアノ久邇 之宣
協賛出演針生 美智子(ソプラノ)

プログラム第1部

G.パイジェッロ「もはや私の心には感じない」
A.チェスティ「私の偶像である人のまわりに」
F.P.トスティ「マレキアーレ」
「別れの歌」
「暁は光から」
F.J.オブラドルス「いちばん細い髪の毛で」
P.チマーラ「海の幻想」
R.レオンカヴァッロ「朝の歌」
G.ヴェルディ歌劇「リゴレット」より
マントヴァ公爵のアリア『女心の歌』

プログラム第2部

J.トゥリーナ「歌のかたちの詩」
「献呈」
「けっして忘れないで」
「唄」
「ふたつの恐れ」
「恋に夢中」
G.ドニゼッティ歌劇「ランメルモールのルチア」より
ルチアのアリア(狂乱の場)

『あのやさしい声が~にがい涙をそそげ』
ルチア:針生 美智子

歌劇「ランメルモールのルチア」より
エドガルドとルチアの二重唱

『ルチア、許してくれ』
ルチア:針生 美智子
J.マスネ歌劇「ウェルテル」より
ウェルテルのアリア
『春風よ なぜ私を目覚めさせるのか』

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