平成21年度新人賞
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東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。平成15年同大学院修士課程修了。平成16年より、江副育英会リクルート・オペラ・スカラシップ、野村国際文化財団の助成を受けローマに留学。平成17年から2年間チューリッヒ歌劇場インターナショナル・オペラ・スタジオに所属。フランシスコ・アライサ、五十嵐麻利江、青木美稚子、今関智子、渡邉陸雄の各氏に師事。
平成12年、日生劇場オペラ教室『ヘンゼルとグレーテル』(沼尻竜典指揮)ヘンゼル役でオペラデビュー。海外では平成18年にヤナーチェク『利口な女狐の物語』(アダム・フィッシャー指揮)でチューリッヒ歌劇場にデビュー。同劇場では他に『子供のための利口な女狐の物語』雄狐、マルティヌー『結婚』アリーナ、ゲイ/ブリテン『乞食オペラ』トレイプス、ブゾーニ『ファウスト博士』、ストラヴィンスキー『結婚』などのプロダクションに参加。また、サンティ指揮のザンドナーイ『フランチェスカ・ダ・リミニ』ズマラーグディに急遽代役として出演。
その他、チューリッヒ・トーンハレ・オーケストラのメンデルスゾーン『真夏の夜の夢』(ブリュッヘン指揮)、ローマ日本文化会館コンサート、シュロッス・ヴァイカースハイム『ラ・チェネレントラ』アンジェリーナ(デ・マルキ指揮)、兵庫県芸術文化センター『ヘンゼルとグレーテル』ヘンゼル(佐渡裕指揮)などに出演。平成20年は、サントリーホール・オペラアカデミー『フィガロの結婚』ケルビーノ(ルイゾッティ指揮)、シエナのムジカーレ・エスターテ・キジアーナ『ジャンニ・スキッキ』チェスカに出演。7月には、バート・ヴィルトバートのロッシーニ・フェスティバルにおいて「ベルカント・プライズ」を受賞。11月には、ジェルメッティ指揮『ばらの騎士』オクタヴィアンとして、ローマ歌劇場にデビュー。
本年6月から、ローマを拠点として、チューリッヒ、バルセロナなどヨーロッパ各地で研修予定。ラウル・ヒメネス、マルコ・ボエーミの両氏に師事し、レパートリーの拡充、歌唱テクニックの更なる洗練と安定を目指す。
2003 | 第39回日伊声楽コンコルソ第1位 歌曲賞 |
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2008 | ヴィルトバート ロッシーニ・フェスティバル ベルカント賞 |
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