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平成12年度新人賞

小森 輝彦 (こもり てるひこ)

  • 所属:二期会会員
  • 受賞対象:バリトン
  • 研修地:ドイツ・ゲーラ
  • 出身地:東京都出身・ベルリン在住

受賞者プロフィール

プロフィールは受賞時の情報を掲載しております

平成2年東京芸術大学声楽科卒業。平成4年同大学院音楽研究科修了。
文化庁オペラ研修所第9期生修了。平成7年度文化庁派遣芸術家在外研修員としてドイツに留学し、ベルリン芸術大学に学ぶ。
原田茂生、勝部 太、中山悌一、デヴィッド・ハーパー、ハラルト・シュタムの諸氏に師事。

大学院在学中から多くのオペラに出演。「ドン・ジョヴァンニ」「フィガロの結婚」「コシ・ファン・トゥッテ」「蝶々夫人」「アラベラ」「ウィンザーの陽気な女房たち」、バーンスタイン「オン・ザ・タウン(日本初演)」などに出演し高い評価を得ている。

平成10年に一時帰国して、ワーグナー「リエンツィ」(藤沢市民会館大ホール:指揮・若杉 弘、演出・栗山昌良)のオルシーニを演じ、平成11年にはドイツ屈指の現代作曲家W.リームの「狂ってゆくレンツ(日本初演)」(新国立劇場:指揮・若杉 弘、演出・実相寺昭雄)で難役のレンツを演じ好評を博した。平成11年2月にチェコのプラハ国立劇場「椿姫」のジェルモンでヨーロッパデビュー。11月に同役で再度招かれ、プラハ聴衆の熱狂的喝采を受ける。ドイツリートや宗教曲のレパートリーも数多く、ソリストとしてもベルリンをはじめドイツ各地で活躍している。

平成12年4月に二期会・新国立劇場共催公演「サロメ」のヨハナーン、6月に「オルフェオとエウリディーチェ」のオルフェオで出演。

本財団助成による海外研修

平成12年8月から、ドイツ・ゲーラで研修。

これまでの主な受賞歴

1995第2回藤沢オペラコンクール 第2位
1998第6回ルクセンブルグ国際声楽コンクール 奨励賞

海外研修成果発表のご紹介

小森 輝彦 オペラ新人賞研修帰国記念 バリトンリサイタル

東京都出身。東京芸術大学大学院修了。
文化庁オペラ研修所第9期生修了。第2回藤沢オペラコンクール第2位、第6回ルクセンブルク国際声楽コンクール奨励賞を受賞。
在学中より多数のオペラで活躍。1995年に文化庁派遣芸術家在外研修員として2年間ドイツに留学。99年にプラハ歌劇場「椿姫」でヨーロッパデビュー。第11回五島記念文化賞を受賞し、ゲーラ市立劇場にて研修を続ける。

現在、35役ものプリンシパルのレパートリーを持ち、同劇場の第一バリトン歌手として活躍。国内では、2001年の二期会創立50周年記念公演「こうもり」に出演。新国立劇場でのR.シュトラウスプロダクションの全てにプリンシパルとして出演するなど、国内のドイツオペラの上演には欠くことの出来ない存在となり、期待されている。二期会会員。

日時平成16年7月31日(土)
開演14:00
開場13:30
場所津田ホール
ピアノデヴィッド・ハーパー

プログラム第1部

J.ブラームス「4つの厳粛な歌」作品121
H.ヴォルフ「メーリケ歌曲集」より
『癒えた者が希望に寄せて』
『春に』
『散歩』
『隠棲』
R.シュトラウス「セレナーデ」作品17の2
R.シュトラウス「解き放たれて」作品39の4
R.シュトラウス「天の使者」作品32の5
R.シュトラウス「君を愛す」作品37の2

プログラム第2部

P.チャイコフスキー歌劇「スペードの女王」より
『あなたを限りなく愛す』
J.マスネ歌劇「エロディアード」より
『はかない幻影よ』
E.コルンゴルト歌劇「死の都市」より
『我が憧憬、我が幻想』
G.ヴェルディ歌劇「ファルスタッフ」より
『夢か?まことか…』
G.ヴェルディ歌劇「リゴレット」より
『悪魔め、鬼め』
その他

関連情報