平成17年度新人賞
※プロフィールは受賞時の情報を掲載しております
武蔵野音楽大学大学院修了。
大学院在籍中にE.オブラスツォワ氏の特別クラスに参加して指導を受ける。
大滝雄志、R.ケッテルソンの両氏に師事。
平成12年6月に、新国立劇場小劇場オペラ「オルフェオとエウリディーチェ」のエウリディーチェで本格的なオペラデビューを飾る。
平成13年に、第10回財団法人江副育英会オペラ奨学生としてイタリアに3年間留学。
同年にはイタリアで研鑽のかたわら一時帰国して、藤原歌劇団に「イル・カンピエッロ」のガスパリーナでオペラデビュー。また、新国立劇場にシーズン・オープニング「トゥーランドット」のリュー、「ドン・ジョヴァンニ」のツェルリーナ、新国立劇場・藤原歌劇団共催公演「ドン・カルロ」の天よりの声で出演、いずれも絶賛を博しキャリアを飛躍させる。
平成14年にNHKニューイヤー・オペラコンサートに初出演するほか、新国立劇場・藤原歌劇団共催公演「カルメン」のミカエラで出演。
平成15年に新国立劇場「ホフマン物語」の最終公演でアントニアを代役で演じ成功を収める。平成16年には藤原歌劇団「イル・カンピエッロ」のニェーゼ、新国立劇場オペラ鑑賞教室公演「カルメン」のミカエラで出演。11月には初リサイタルを浜離宮朝日ホールで開催し好評を博す。12月には韓国のプサンでMBS放送主催の「韓日ビック・コンサート」に出演。
平成17年の6月からイタリア・ミラノを拠点に研修。
1998 | 第34回日伊声楽コンコルソ 優勝 |
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2000 | 第69回日本音楽コンクール 第1位 |
武蔵野音楽大学声楽科主席卒業。同大学大学院修了。宮内庁桃華楽堂御前演奏会に出演。
1998年第34回日伊声楽コンコルソ第1位、2000年第69回日本音楽コンクール第1位、併せて特別賞受賞。2006年第16回リッカルド・ザンドナイ国際声楽コンクールでザンドナイ賞を受賞(イタリア)。2001年から江副育英会の奨学生イタリア・ミラノへ留学。2005年には、五島記念文化賞オペラ新人賞を受賞し、再度留学。
2000年6月、新国立劇場小劇場オペラ「オルフェオとエウリディーチェ」エウリディーチェで本格的なオペラデビューを飾り、オペラ歌手としてのキャリアをスタートさせる。2001年9月には、新国立劇場シーズン・オープニング公演「トゥーランドット」リュウで絶賛を博し、その後も「ドン・ジョヴァンニ」ツェルリーナ、「カルメン」ミカエラ、「魔笛」パミーナ、等で出演し、常に賞賛を浴びている。特に「ホフマン物語」アントニアでは、2003年公演の際、カヴァー歌手として控え、最終公演に急遽代役として出演して絶賛を博し、2005年の再演では同役で本キャストとして出演し、大成功を収めている。
近年では、日生劇場「カプレーティ家とモンテッキ家」ジュリエッタ、藤原歌劇団公演「ランスへの旅」コリンナ、「ラ・ボエーム」ミミ等で主演し、伸びのある歌唱と豊かな表現力と高く評価された。特に、「ラ・ボエーム」では、歌唱・容姿ともに“理想のミミ”と賞賛を受け、NHKの全国放送でも大きな反響があった。2010年9月には愛知トリエンナーレ「ホフマン物語」アントニアで、指揮者アッシャー・フィッシュ氏に絶賛され、公演でも大成功を収める。
最近では、NHK「名曲アルバム」、NHK-BS「映画音楽に乾杯!」、NHK-FM名曲リサイタル等、テレビ出演も増えている。2002年、2007年、2008年、2011年にNHKニューイヤーオペラコンサートに出演。
今後も、10月名古屋フィル定期、2012年3月藤原歌劇団公演「フィガロの結婚」伯爵夫人、立川市民オペラ「トゥーランドット」リュウ他、多数出演が予定されている。
確かな技術に裏付けされた歌唱と美しい舞台姿で人気を博し、日本を代表する若手ソプラノ歌手として活躍の場を広げている。
第16回五島記念文化賞・オペラ新人賞受賞。藤原歌劇団団員。
日時 | 平成24年6月22日(金) |
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開演 | 午後7時開演 |
場所 | マティダ市民劇場(宮古島市文化ホール) |
共演 | 村上敏明(テノール) |
ピアノ | 江澤隆行 |
カッチーニ | アヴェ・マリア |
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多忠亮 | 宵待草 |
小林秀雄 | 落葉松 |
宮古民謡 | ばんがむり |
ドビュッシー | 月の光(ピアノ) |
クルティス | 帰れソレントへ(テノール) |
カルディッロ | つれない心(テノール) |
ドニゼッティ | オペラ「アンナ・ボレーナ」より 『貴方は泣いているの?』 |
プッチーニ | オペラ「ラ・ボエーム」第1幕より (ミミ:砂川/ロドルフォ:村上) ミミ・ロドルフォの出会い~冷たい手 ~私に名はミミ~愛らしい乙女よ |
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プッチーニ | オペラ「マノン・レスコー」より 『間奏曲』(ピアノ) |
プッチーニ | オペラ「トゥーランドット」より 『誰も寝てはならぬ』(テノール) |
プッチーニ | オペラ「トゥーランドット」より 『氷のような姫君の心も』 |
日時 | 平成24年1月28日(土) |
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開演 | 午後2時開演(午後1時30分開場) |
場所 | 日経ホール |
共演 | 村上敏明(テノール) |
ピアノ | 村上尊志 *都合によりピアニストが変更となりました |
主催 | 財団法人 五島記念文化財団 |
マネジメント | 財団法人 日本オペラ振興会 |
ベッリーニ | 6つのアリエッテより マリンコニーア お行き、幸せなバラよ 喜ばせてあげて |
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ロッシーニ | アルプスの羊飼いの娘 何も言わずに/ボレロ 何も言わずに/アラゴネーゼ |
ロッシーニ | 歌劇「コリントの包囲」より 正義の神様 |
ヴェルディ | 歌劇「二人のフォスカリ」より すべてをお見通しの神様 |
中田喜直 | 髪(作詞:原篠あき子) |
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別宮貞雄 | さくら横ちょう(作詞:加藤周一) |
プッチーニ | 歌劇「マノン・レスコー」より 間奏曲(ピアノソロ) |
グノー | 歌劇「ファウスト」より 宝石の歌 |
グノー | 歌劇「ファウスト」より この清らかな住まい |
プッチーニ | 歌劇「トゥーランドット」 第3幕より 秘められた、打ち明けることのない大きな愛 氷のような姫君 |
※出演者・曲目に変更がある場合がございますのであらかじめご了承下さい。
砂川 涼子&村上 敏明 ジョイント・リサイタル (PDF:1 MB)