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平成22年度新人賞

岡田 尚之 (おかだ なおゆき)

  • 所属:二期会会員
  • 受賞対象:テノール
  • 研修地:ドイツ・ミュンヘン
  • 出身地:東京都出身 港区在住

受賞者プロフィール

プロフィールは受賞時の情報を掲載しております

東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。同大学院音楽研究科声楽専攻修了。新国立劇場オペラ研修所修了。岡﨑實俊、原田茂生、ウーヴェ・ハイルマン、マルチェッラ・レアーレ、セルジョ・ベルトッキ、パオラ・モリナーリの各氏に師事。
二期会会員。

新国立劇場オペラ研修所研修公演にて、プッチーニ『ジャンニ・スキッキ』のリヌッチョ役を歌ってオペラデビューを果たす。同研修所では、平成17年にイタリアに留学し、現地で研鑽を積むと共にプッチーニ『ラ・ボエーム』のロドルフォ役、ドニゼッティ『マリア・ストゥアルダ』のレイチェスター役を歌い、好評を博す。

研修所修了後は、平成18年度文化庁新進芸術家海外留学制度1年派遣研修員として再びイタリアに留学。帰国後、香川県高松市においてプッチーニ『蝶々夫人』(指揮:菊池彦典)のピンカートン役で林康子と共演し、絶賛される。

イタリアオペラ以外でも、フランスオペラやドイツオペラ、オペレッタにもレパートリーを持ち、歌曲やカンツォーネ、ポピュラーソングも含めたコンサートにも多数出演している。
豊富な語学能力を活かした幅広いレパートリーと、多彩で表現豊かな音楽性を持った、世界的な活躍が期待される新進気鋭のテノール歌手である。

本財団助成による海外研修

本年4月からドイツ・ミュンヘンを拠点に、テノール歌手のジークフリート・イェルーザレム氏の下で、さらなる発声技術の上達と、オペラにおける歌唱法、表現法を学ぶ。同時に、イタリアをはじめ、ヨーロッパの様々なオーディションやコンクールに挑戦し、そのつど研修の成果や課題を確認すると共に、国際的な活躍を目指し研鑽を積む。

これまでの主な受賞歴

2007第3回ラヴェッロ国際声楽コンクール ファイナリスト
2007第14回ジュゼッペ・ディ・ステーファノ国際声楽コンクール メンツィオーネ・ドノーレ賞受賞
2008第7回藤沢オペラコンクール 奨励賞受賞
2008第3回マダム・バタフライ国際コンクールin長崎 第2位入賞

海外研修成果発表のご紹介

岡田尚之 オペラ新人賞研修帰国記念 

東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。同大学院修士課程声楽科専攻修了。新国立劇場オペラ研修所修了。東京二期会会員。
香川県にて「蝶々夫人」ピンカートン役に全国オーディションで選ばれ、林康子氏と共演し好評を博すとともにプロデビューを果たす。以後、国内外の著名な指揮者や、オーケストラと共演、二期会オペラ公演や、各地の市民オペラ公演でプリモテノールとして活躍。
オペラ以外でもガラ・コンサートやサロン・コンサートなど出演多数。メディアでも宮崎あおい主演のNHKドラマ「蝶々さん」にピンカートン役で出演している。
海外では、イタリアジェノヴァのカルロ・フェリーチェ劇場Ensemble Opera Studioオーディションに、全世界から700人を超える参加者のうちテノールとしてはただ一人合格し、同劇場の2011-2012シーズンで「魔笛」僧侶役および武士役(この公演の模様はイタリア国営放送RAIで生中継された)、「ジャンニ・スキッキ」リヌッチョ役を歌って国際デビューを果たした。同シーズンでは、現代作品を含む5演目に関わり、30回の公演に出演し非常に高く評価された。
上品なリリコ・スピントの声と、豊かな音楽性、美しい語り口(ディクション)は、常に聴衆や専門家から高い評価を受けている。

岡田尚之テノール・リサイタル ”歌曲の夕べ”

日時平成25年7月5日(金)
開演19時(18時30分開場)
場所浜離宮朝日ホール
ピアノ谷池重紬子
チケット取扱全席指定:¥4,000(ペア席 ¥7,000)
二期会チケットセンター:03-3796-1831
朝日ホール・チケットセンター:03-3267-9990
イープラス

プログラム(全曲日本語字幕付き・原語歌唱)

シューベルト「ミューズの子」
シュトラウス「セレナーデ」
デュバルク「ロズモンドの館」
プーランク「ホテル」
リスト「ペトラルカの3つのソネット」
プッチーニ「死とは?」
ダッラ「カルーソ」(編曲:中山博之) ほか

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