平成4年度新人賞
※プロフィールは受賞時の情報を掲載しております
国立音楽大学大学院音楽研究科声楽専攻オペラコース修了。
文化庁オペラ研修所第6期生修了。
在学中より阿部富美子、小林一男、疋田生次郎の各氏に師事。
昭和59年第4回日仏声楽コンクールに入賞、激励賞を受賞。
昭和63年には、第19回イタリア声楽コンコルソでシエナ大賞を受賞。また、同年より平成2年にわたって劇団四季の「オペラ座の怪人」にカルロッタで出演し175回の公演をこなした。
二期会には、「メリー・ウィドー」のヴァランシェンヌでデビューし、以来、「椿姫」のヴィオレッタ、「リゴレット」のジルダなど次々と主役を演じ、ソプラノ・リリコ・レジェロ・ソステヌートという声の特性を活かした、その豊かな表現力と安定感のある歌唱力で、多くのオペラファンを魅了している。
「こうもり」そのほかオペレッタへの出演やコンサート活動も盛んに行っており、オペラ界期待のプリマ・ドンナである。
平成4年にはファンハウスよりオペラアリア集『プリマ・ドンナ』でCDデビュー。
平成4年10月から、イタリア・ミラノで研修。
1992 | ’91年度アリオン賞 |
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1992 | ジロー・オペラ賞 新人賞 |
1988年~89年にかけて、劇団四季の「オペラ座の怪人」にカルロッタ役で175回の公演をこなし好評を博す。89年には、二期会公演「メリー・ウィドー」のヴァランシェンヌに抜擢され、続いて「椿姫」の主役ヴィオレッタで本格的にオペラデビュー。以後「リゴレット」のジルダ、「ラ・ボエーム」のムゼッタ、「こうもり」のアデーレ、「メリー・ウィドー」のハンナ、「チャールダーシュの女王」のシルヴァ、「マイ・フェア・レディ」のイライザなど、ミュージカルやオペレッタを含む幅広いレパートリーをこなす才能には目を見張るものがある。CDはファンハウスよりオペラ・アリア集『プリマ・ドンナ』、日本コロムビアよりアメリカン・スタンダード・ポップスを中心とした不滅のメロディー集1『すべてあなたに』と、大正・昭和の流行歌を集めた不滅のメロディー集2『天然の美』が発売されている。
日時 | 平成7年9月3日(日) |
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開演 | 14:30 |
場所 | Bunkamuraオーチャードホール |
主催 | 財団法人 五島記念文化財団 ジャパン・アーツ |
指揮 | 円光寺 雅彦 |
管弦楽 | 東京交響楽団 |
台本・構成 | 畑中良輔 |
ヴィオレッタ | 塩田美奈子 |
アルフレード | 錦織健 |
ジェルモン | 直野資 |
ナレーション | 広瀬明雄 |
J.M.ラヴェル | 「シェエラザード」 アジア 魅惑の笛 つれない人 |
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第1幕 前奏曲 | 乾杯の歌 ああ、何て蒼い顔~幸せのあの日から ああ、そは彼の人か~花から花へ |
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第2幕 第1場 | あの人なしで幸せはない~燃えさかる愛の炎 あなたがヴァレリーさんで?~天使のように清らかな娘 プロヴァンスの海と陸よ |
第3幕 前奏曲 | さようなら、過ぎ去った日よ パリを離れて 終曲 |