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平成29年度新人賞

竹多 倫子 (たけだ みちこ)

  • 所属:東京二期会会員
  • 受賞対象:ソプラノ
  • 研修地:イタリア・ヴェローナ
  • 出身地:石川県金沢市出身 東京都北区在住

受賞者プロフィール

プロフィールは受賞時の情報を掲載しております

東京藝術大学大学院修士課程 オペラ科修了

愛知県立芸術大学音楽学部声楽科卒業。東京藝術大学修士課程オペラ科修了。
岡崎智恵子、川上洋司、林康子の各氏に師事。
平成26年度文化庁新進芸術家海外研修生としてイタリア・ミラノに留学。
2008年金沢歌劇座館名改称記念公演『カルメン』フラスキータ役でオペラデビュー。これまでにオペラでは、『ファルスタッフ』アリーチェ役、『ジャンニ・スキッキ』ラウレッタ役などに出演。
2012年小澤征爾音楽塾『蝶々夫人』蝶々夫人役アンダースタディー、2014年『フィガロの結婚』伯爵夫人役カヴァーキャストにて特別公演に出演し好評を得る。
2013年サイトウ・キネン・フェスティバル松本オペラ公演『子どもと魔法』安楽椅子、こうもり役カヴァーキャスト。
2015年イタリア・マンチネッリ歌劇場にて『蝶々夫人』タイトルロールで海外デビューを果たす。
2017年日生劇場 NISSAY OPERA 2017 オペラ『ルサルカ』でタイトルロール役にて出演予定。
コンサートでは、「第九」ソリストとして、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、群馬交響楽団、山形交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢などと共演。また、読売日本交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、セントラル愛知交響楽団などオーケストラと共演し好評を博す。NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」出演。
東京二期会会員。

本財団助成による海外研修

2017年5月よりイタリア・ヴェローナを拠点に研修を開始。発声テクニックを向上させ安定したものにし、作品ごとの伝統的な歌い方や解釈の追求などを総合的に高め、深みのある表現につなげていきたい。ヨーロッパ各地のコンクールや、オーディションに積極的に挑戦して、国際的な歌手として活動できるよう舞台経験を積みたい。

これまでの主な受賞歴

2011第47回日伊声楽コンコルソ 第1位 歌曲賞
2013第82回日本音楽コンクール 第1位 岩谷賞、E.ナカミチ賞
2015イタリア・オルヴィエート第20回国際声楽コンクール
『蝶々夫人』部門 表題役優勝

海外研修成果発表のご紹介

竹多 倫子 オペラ新人賞研修帰国記念 ソプラノ

自身の理想とする歌手像を思い描きこれまで日々練習してきましたが、「この発声では目指す“道”には到底行き着くことはできない!」と感じている最中、五島記念文化財団研修生としてイタリア・ヴェローナとミラノで研修させていただける機会を得ることができました。

この研修の期間に必ず、《確かな発声》《イタリアオペラの音楽の解釈・表現方法》を掴み取ってこよう、という意気込みで2017年に日本を出発いたしました。

研修が残り半年になった頃、ウィリアム・マッテウッツィ先生に出逢い、彼の歌声の豊かな響きに感激し、レッスンに通うようになりました。

彼は「《新しい道》を一緒に見つけよう!」と、発声を一から教えて下さいました。

帰国してからも彼から教えてもらった発声、そして他にも色々なアプローチを試しながら模索し続けていたところ、昨年末頃よりようやく自分の声の《新しい道》を見つけ研修開始から約5年の月日が経った今、研修時に教わったたくさんの先生方の助言の全てが繋がってきていると実感しているところです。

《新しい道の初心者》の状態ではございますが、以前と歌声と比べると段違いに成長した竹多倫子の現在の歌声を聴きにお運びいただけますと幸いです。

竹多 倫子

日時2022年5月20日(金)
開演19時
場所東京文化会館 小ホール
ピアノ服部容子
賛助出演小原啓楼、上江隼人(第23回五島記念文化賞オペラ新人賞受賞)
主催公益財団法人東急財団
後援公益財団法人東京二期会
制作株式会社二期会21
入場料全席指定:4,500円(一般)、2,500円(学生)
チケット二期会チケットセンター
03-3796-1831

東京文化会館チケットサービス
03-5685-0650

チケットぴあ
Pコード:211-938

出演者、曲目は都合により変更になる場合がございます。
就学前のお子様の入場はご遠慮ください。

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