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平成26年度新人賞

山本 耕平 (やまもと こうへい)

  • 所属:二期会会員
  • 受賞対象:テノール
  • 研修地:イタリア・マントヴァ
  • 出身地:鳥取県出身 東京都在住

受賞者プロフィール

プロフィールは受賞時の情報を掲載しております

東京学芸大学教育学部高等教育教員養成課程音楽科クラリネット専修中退
東京藝術大学音楽学部声楽科首席卒業
(アカンサス音楽賞、同声会音楽賞、松田トシ賞受賞)
イタリア・ミラノ・ヴェルディ音楽院ビエンニオ・声楽コース修了
東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程声楽(オペラ)専攻首席修了
(大学院アカンサス音楽賞受賞)

常松喜恵子、横山和彦、高橋修一、直野資、Alberto Cupido、黒田亜紀子、小森輝彦、Yoko Takeda Vassalleの諸氏に師事。
2009年、第55回東京芸術大学オペラ定期公演『イドメネオ』イドメネオ役にてオペラデビュー。2009年第1回武藤舞海外研修奨学金を得て渡伊、研鑽を積む。2013年度CHANEL Pygmalion Days Artist。

これまでに『イドメネオ』イドメネオ役、『コジ・ファン・トゥッテ』フェルランド役、『運命の力』ドン・アルヴァーロ役、『椿姫』アルフレード役、『道化師』ペッペ役、『こうもり』アルフレード役、『愛の妙薬』ネモリーノ役等に出演。2014年2月には東京二期会本公演『ドン・カルロ』タイトルロールで出演、賞賛される。

コンサートでは、読売交響楽団(現田茂夫指揮)、神奈川フィルハーモニー(松尾葉子指揮)、関西フィルハーモニー(藤岡幸夫氏指揮)など数多くのオーケストラと共演。海外ではオーストリア・ウィーンのフィガロハウスやイギリス・ロンドンのショパンハウスにて演奏、好評を博す。L.v.ベートーヴェン「第九」、G.プッチーニ「グローリア・ミサ」、F.シューベルト「ミサ曲第2番ト長調D.167」、F.ラッハナー「レクイエム(日本初演)」、サン=サーンス「レクイエム」、G.ロッシーニ「小荘厳ミサ曲」などコンサートソリストとしても活躍。二期会会員。

本財団助成による海外研修

2014年6月よりイタリア・マントヴァを拠点に発声技術の向上に努め、併せてイタリア語、フランス語のオペラを中心にレパートリーの拡充を図る。性急なデビューを求めず、研修期間中よく自身の習熟度をみてコンクールやオーディションの好機を窺う。研修開始までの期間、研修中を通して複数の言語の修得・熟達に努め、国際的に通用する歌手を目指す。

これまでの主な受賞歴

2008第39回イタリア声楽コンコルソ・ミラノ大賞部門第1位
2009日伊声楽コンコルソ第1位及び歌曲賞
2010第15回エネルギア音楽賞

海外研修成果発表のご紹介

山本耕平 オペラ新人賞研修帰国記念 テノール

研修成果発表にかける思い
テノール 山本耕平

研修成果発表を今夏に控え五島記念文化賞選考オーディションの頃から今までのことを振り返り、この研修の期間がいかに自分にとって重要だったかを改めて感じています。

自分ならばこのスピードで進めるはずだという意気込みに反して思うように上達しない当時の傲りと焦り、温かく時に厳しく親身のサポートをくださる財団の皆様とのやりとりを思い返すにつけ、一抹の恥ずかしさと大きな感謝の気持ちを感じます。

この留学期間がきっかけとなってそれまでの方針を改め、腰を据えて自分に足りないものに向き合おうと決めました。それは今なお取り組み続けている長い道のりで、今を持って未熟そのものではありますが、この研修が僕の人生に与えてくれた指針が、それを求め続けてきた成果がこの研修成果発表の中で少しでも実を結べば幸いです。

山本耕平 テノール

日時2020年8月8日(土)
開演19時
場所東京文化会館小ホール
ピアノ前田拓郎
助成公益財団法人東急財団
後援公益財団法人東京二期会
制作株式会社二期会21
入場料全席指定:4,000円
チケット二期会チケットセンター
03-3796-1831
 
東京文化会館チケットサービス
03-5685-0650

※ 出演者、曲目は都合により変更になる場合がございます。
※ 就学前のお子様の入場はご遠慮ください。

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