平成20年度新人賞
※プロフィールは受賞時の情報を掲載しております
平成13年名古屋芸術大学美術学部絵画科洋画コース卒業後、平成15年京都市立芸術大学大学院美術研究科終了。
現在、名古屋を拠点に制作を続ける。
平成11年の在学中より平成13年まで、名古屋の自主運営スペースdotの設立、運営にたずさわり、個展やグループ展を通じて作品を発表する。平成16年、東京のケンジタキギャラリーとGALLERAY KOYANAGIにて個展を同時開催し、代表作となる「コズミック・ダスト」と「クエーサー」を発表する。鏡やラメを取り入れた絵画やインスタレーションにより、現実のポップな輝きと危うい表層感に満ちた特異な世界を現出させ、注目される。その後、平成16-17年には「日本の新進作家vol.3 新花論」展(東京都写真美術館)、平成17年「ベリーベリーヒューマン」展(豊田市美術館)、平成18年VOCA展(上野の森美術館)と、多数のグループ展に参加。平成19年には、「パブリックスペースプロジェクト」(東京都現代美術館)、「六本木クロッシング2007:未来への脈動」展(森美術館)に出展し、最も注目度の高い若手作家として期待される。
フラフープやシャンプーボトルなど日常的な既製品のカラフルさ、鏡やラメの反射、モーターによる動きなど回転や循環を取り入れたインスタレーション、立体や絵画、映像など多様な作品を発表。現代の人工的なカラフルさや輝きと、生命体や宇宙を感じさせるような広がりを混在させる。
本年9月からアメリカ・ニューヨークにて滞在制作し、自身の絵画を発展させるとともに、新たな素材の収集と手法の研究を通じて、従来にはない絵画を出発点とする絵画的空間インスタレーションの可能性を追究することを目的に研修する。作品発表と同時に、作家とキュレーター、ギャラリスト、評論家などがともに展覧会を企画し、時代のアートシーンをつくりあげる新たなスタイルを、多くの作家や美術関係者との交流を通じて確立することを目指す。
2003 | 京都市立芸術大学大学院修了制作展 奨励賞 |
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初期の頃から一貫して、フラフープやシャンプーボトルなどチープでカラフルな日用品の表情を素材として、展示スペースに異空間を作り出すインスタレーション、立体や絵画、映像など多様な作品を国内外で発表しています。
本展では、カラフルなアクリル板が差し込まれたポストカードスタンドを展示室に点在させるインスタレーション「active galaxy」を発表します。
2008年から1年間のニューヨーク研修を経て、2010年文化庁新進芸術家海外研修員として渡独。ベルリンを拠点に活動中。
日時 | 平成27年1月16日(金)~2月28日(土) |
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開場 | 午後12時~午後19時 休館:日・月・祝日 |
場所 | ケンジタキギャラリー(東京) 東京都新宿区西新宿3丁目18-2 TEL:03-3378-6051 |
日時 | 平成27年1月24日(土)~3月22日(日) |
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開場 | 午前9時30分~午後17時 入館は16時30分まで 休館:月曜日 |
場所 | 群馬県立近代美術館(群馬) 群馬県高崎市綿貫町992-1 群馬の森公園内 TEL:027-346-5560 |
2014年 | Wooson Gallery(テグ)「Simulacrum」 |
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2014年 | ガトーフェスタ ハラダ本社 1Fギャラリー「Active galaxy」 |
2014年 | ケンジタキギャラリー(東京)「cosmic surface」 |
2012年 | ケンジタキギャラリー(名古屋)「carousel」 |
2010年 | The Daiwa Anglo-Japanese Foundation 大和日英基金ギャラリー(ロンドン) 「Kengo Kito – Cosmic Surfing」 |
2013年 | 「Mono no Aware Contemporary Japanese Art」エルミタージュ美術館 The State Hermitage Museum(サンクトペテルブルク) |
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2013年 | 「THE ECHO – Spreading of Light」 Japanisches Kulturinstitut Koln (ケルン) |
2013年 | 「Now Japan : Exhibition with 37 contemporary Japanese artists」KAdE / Kunsthal in Amersfoort (アムステルダム) |
2012年 | 「LADY DIOR AS SEEN BY」和光並木館(東京)/ Triennale di Milano(ミラノ) |
2012年 | 「THE ECHO」 Kunsthaus Betanien(ベルリン) |
2012年 | 「大和コレクションV-新しい写真の展開」沖縄県立博物館・美術館(那覇) |
2012年 | 「カルペ・ディエム 花として、今日を生きる」豊田市美術館(豊田) |
2011年 | 「世界制作の方法」”Ways of Worldmaking” 国立国際美術館(大阪) |
2011年 | 「ARTIST FILE 2011 – 現代の作家たち」国立新美術館(東京) |