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平成2年度新人賞

錦織 健 (にしきおり けん)

  • 所属:二期会会員
  • 受賞対象:テノール
  • 研修地:ウィーン
  • 出身地:島根県出雲市

受賞者プロフィール

プロフィールは受賞時の情報を掲載しております

昭和57年国立音楽大学声楽科卒業。
二期会オペラスタジオ、文化庁オペラ研修所第5期生修了。
昭和61年文化庁派遣芸術家在外研修員としてイタリア・ミラノへ留学。
田口興輔、リア・ヴァリーニ、アルベルト・ソレジーナの各氏に師事。

昭和61年に「メリー・ウィドウ」のカミーユでオペラデビュー。
現在までに、「椿姫」「セビリアの理髪師」「魔笛」「スペインの時」「イドメネオ」などのオペラ公演のほか、モーツァルト「レクイエム」、ベートーヴェン「交響曲第9番」などのソリストとしても活躍。
もっか最も期待されているテノールである。

本財団助成による海外研修

平成3年3月から、オーストリア・ウィーンで研修。

これまでの主な受賞歴

1989第17回ジロー・オペラ賞 新人賞
1990第4回グローバル東 敦子賞

海外研修成果発表のご紹介

錦織 健 オペラ新人賞研修帰国記念 テノールリサイタル

1988年に二期会公演「メリー・ウィドー」のカミーユでオペラデビュー。豊かで澄んだ美声と高い音楽性、ドラマの根源に迫る考え抜かれた演技で絶賛を博し、一夜にして、最も将来を嘱望される、本格的なリリック・テノールが誕生した。
デビューから、現在までのわずか数年の間に出演したオペラにおける役柄は、非常に多様であるが、常に自らの音質に合致した役のみを選択するクレーバーさと広いレパートリーを高い水準で演奏可能なテクニックを兼ねそなえている。歌曲リサイタル及びオラトリオ、交響曲の分野におけるテノール・パートも好評であり、現在、日本で最も多忙なテノールの1人となっている。

日時平成5年7月25日(日)
開演14:00
場所Bunkamuraオーチャードホール
主催財団法人 五島記念文化財団
協力二期会 梶本音楽事務所
制作協力Office ASSO
指揮増井 信貴
管弦楽東京フィルハーモニー交響楽団

プログラム第1部

W.A.モーツァルト歌劇「フィガロの結婚」より
『K492~序曲』
歌劇「ドン・ジョヴァンニ」より
『K527~恋人をなぐさめて』
歌劇「魔笛」より
『K620~何と美しい絵姿』
歌劇「劇場支配人」より
『K486~序曲』
R.シュトラウス明日もまた Op.27-4
献呈 Op.10-1
J.シュトラウスⅡ喜歌劇「こうもり」より
『序曲』
喜歌劇「ヴェニスの一夜」より
『ゴンドラの歌』
エジプト行進曲 Op.335
F.レハール喜歌劇「ほほえみの国」より
『君はわが心の全て』

プログラム第2部

G.ロッシーニ歌劇「セヴィリアの理髪師」より
『序曲~空はほほえみ』
G.ドニゼッティ歌劇「ドン・パスクワーレ」より
『はるかな土地を求めて』
P.マスカーニ歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より
『間奏曲』
C.グノー歌劇「ファウスト」より
『この清らかな住まい』
G.ヴェルディ歌劇「運命の力」より
『序曲』
歌劇「ルイザ・ミラー」より
『穏やかな夜には』

関連情報