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平成3年度新人賞

三浦 克次 (みうら かつじ)

  • 所属:藤原歌劇団団員
  • 受賞対象:バス
  • 研修地:ローマ
  • 出身地:新潟県加茂市

受賞者プロフィール

プロフィールは受賞時の情報を掲載しております

明治大学法学部(混声合唱団に在籍)卒業後、東京声専音楽学校を卒業。
昭和61年日本オペラ振興会オペラ歌手育成部第5期生修了。
岡山広幸、パオロ・モンタルソロ、ジュゼッペ・モレッリの各氏に師事。

昭和61年に藤原歌劇団公演「仮面舞踏会」のシルヴァーノでオペラデビュー。
同年6月から約1年間、国際ロータリー財団の奨学生としてローマ・サンタ・チェチリア音楽院およびトーマス・ルドヴィーコ・ダ・ヴィクトリア音楽院へ留学。
音楽院公演でオペラやカンタータに出演のほか、ヴァチカン放送で日本歌曲7曲を録音、ラジオ放送された。

昭和63年8月帰国し、以後、藤原歌劇団を中心に活躍。「カルメン」のスニガ、「ドン・カルロ」の修道士、「椿姫」のドゥフォール、「ドン・ジョヴァンニ」のマゼットなどで数多くの公演に出演している。

本財団助成による海外研修

平成3年5月から、イタリア・ローマで研修。

これまでの主な受賞歴

1988第3回マリア・カラス国際声楽コンクール 入選
1988第20回トーティ・ダル・モンテ国際声楽コンクール 入賞
1991バスティアニーニ国際声楽コンクール 第3位
1991第5回村松賞

海外研修成果発表のご紹介

三浦克次 オペラ新人賞研修帰国記念 バス・リサイタル

1986年に藤原歌劇団公演「仮面舞踏会」のシルヴァーノでオペラデビュー。渡伊後、音楽院公演のオペラやカンタータに出演のほか、スルモーナ市立歌劇場で「秘密の結婚」のロビンソンを歌い好評を博した。また、ヴァチカン放送で日本歌曲7曲を収録、全ヨーロッパで放送された。88年帰国後は、藤原歌劇団を中心に活躍。「カルメン」のスニガ、「ドン・カルロ」の修道士、「椿姫」のドゥフォール、「ドン・ジョヴァンニ」のマゼットなどで数多くの公演に出演している。91年には再渡欧し、92年にはロッシーニ国際オペラ・コンコルソに入賞。今後も9月下旬に「運命の力」のフラ・メリトーネ、10月下旬に「魔笛」のザラストロに出演予定。

日時平成4年9月1日(火)
開演19:00
場所サントリーホール小ホール
主催財団法人 五島記念文化財団
テノール五郎部 俊朗
ピアノ古藤田 みゆき
司会南條 年章

プログラム第1部

G.B.ボノンチーニ歌劇「グリゼルダ」より
『あなたを賛える光栄に』
G.B.ペルゴレージ歌劇「奥様女中」より
『私は混乱してしまった』
W.A.モーツァルト歌劇「魔笛」より
『この聖なる神殿には』
W.A.モーツァルト歌劇「ドン・ジョヴァンニ」より
『奥様、これが恋のカタログです』
W.A.モーツァルト歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」より
『いとしい人の愛のそよ風は』
W.A.モーツァルト歌劇「フィガロの結婚」より
『男たちよ、眼を開けろ』

プログラム第2部

G.ロッシーニ『粉屋の娘が望むなら』
G.ロッシーニ『最後の思い出』
G.ロッシーニ歌劇「チェネレントラ」より
『私の娘達よ』
G.ロッシーニ歌劇「アルジェのイタリア女」より
『愛する人のために嘆き』
G.ロッシーニ歌劇「アルジェのイタリア女」より
『もし妻をめとるなら』
G.ロッシーニ歌劇「セヴィリアの理髪師」より
『陰口は微風のように』

関連情報