平成7年度新人賞
※プロフィールは受賞時の情報を掲載しております
昭和58年東京芸術大学大学院修士課程、昭和61年同大学院美術研究科博士課程修了。
稗田一穂氏に師事。
大学院在学中から、活発に作品発表を行っており、昭和60年のギャルリー・ワタリ(東京・外苑前)での個展を手始めにほぼ毎年個展を開催。
平成6年には、高島屋コンテンポラリー・アート・スペース(東京・日本橋)、長野東急、川崎・所沢西武などでも個展を開催している。
昭和62年から北辰画廊(東京・銀座)で毎年、「三人展」を開くなどグループ展にも意欲的に参加するほか、「今日の日本画展」(昭和62年、平成元年:山種美術館)、「両洋の眼-現代の絵画展」(平成2年~4年、6年、7年:東京・三越ほか)、「現代日本の屏風絵展」(平成2年:デュッセルドルフ・ヴィルト美術館ほか)、「現代絵画の一断面-日本画を越えて」(平成5年:東京都美術館)など、国内外における展覧会にも選ばれて出品している。
宗達など日本の伝統絵画を学ぶことによって、日本画素材とも真剣に取り組む一方、ユング心理学を学び、内面的な精神の高揚を追求しながら作品に取り組んできた。
平成8年3月からロンドン並びにアイルランド・ダブリンでケルト美術の研究を行う。
河嶋 淳司展 ―アイルランドを巡って―
日本画の伝統を守りつつ新境地を開拓する河嶋淳司は、アイルランドのケルト文化をテーマに研修しました。研修帰国記念展でもある今展は、動物をモチーフにしたアニマルグラフィティのシリーズの他、ケルト文様をモチーフとした新作日本画作品、新作版画作品、日本の漆とケルト文様のコラボレーション作品を一堂に集めて展覧するものです。
日時 | 平成13年2月20日(火) ~ 3月4日(日) |
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場所 | Bunkamura Gallery |