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平成26年度新人賞

髙橋 絵理 (たかはし えり)

  • 所属:二期会会員
  • 受賞対象:ソプラノ
  • 研修地:イタリア・ボローニャ
  • 出身地:秋田県出身 東京都在住

受賞者プロフィール

プロフィールは受賞時の情報を掲載しております

国立音楽大学声楽科卒業
国立音楽大学大学院声楽専攻オペラコース修了
二期会オペラ研修所第50期修了、修了時に優秀賞・奨励賞受賞
新国立劇場オペラ研修所第10期生修了

長谷川留美子、田口興輔、セルジョ・ベルトッキ、パオラ・モリナーリの各氏に師事。
これまでに、大学院オペラ公演『フィガロの結婚』伯爵夫人役、『ドン・ジョヴァンニ』ドンナ・アンナ役、新国立劇場オペラ研修所公演『フィガロの結婚』伯爵夫人役、『カルメル会修道女の対話』新修道院長リドワーヌ役、『ファルスタッフ』アリーチェ役で出演。新国立劇場オペラ劇場公演では、2008年『魔弾の射手』花嫁に付き添う四人の乙女で出演。2010年沼尻竜典指揮トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズ・オペラ・プロジェクト第2弾では『フィガロの結婚』伯爵夫人役で出演し高い評価を得た。2011年めぐろパーシモンホール主催「これがオペラだⅦ」『メリー・ウィドウ』ではハンナ役で出演し、瑞々しい歌唱と艶やかな舞台姿で魅了した。2013年5月に行われた三河市民オペラ『トゥーランドット』ではリュウ役で出演しスタンディングオベーションで賞賛を浴びる。

東京二期会公演では、2012年二期会創立60周年記念公演『パリアッチ(道化師)』(パオロ・カリニャーニ指揮/田尾下哲演出)ネッダ役でデビューを飾る。翌年8月には『ホフマン物語』(ミシェル・プラッソン指揮/粟国淳演出)アントニア役で出演した。コンサートでは、L.v.ベートーヴェン「第九」、ヴェルディ「レクイエム」、モーツァルト「レクイエム」等のソリストを務める。二期会会員。

本財団助成による海外研修

2014年10月よりイタリア・ボローニャを拠点に発声テクニック、作品による伝統的歌唱スタイルや解釈の習得、同時にレパートリーの拡充に努める。また、オーディションやコンクールにも積極的に挑戦しながら研鑚を積む。

これまでの主な受賞歴

2011第47回日伊声楽コンコルソ 第3位
2011第6回静岡国際オペラコンクール 第3位(あわせてオーディエンス賞)

海外研修成果発表のご紹介

髙橋絵理 オペラ新人賞研修帰国記念

2016年4月にイタリア研修を終え、この度成果発表としてリサイタルをさせて頂くこととなりました。このような機会を頂けることにとても感謝しております。

イタリア研修では、テノールのSergio Bertocchi先生のもとで「如何に体を使って声を出すのか」を徹底的に教えて頂きました。それは同時に、どんなレパートリーにおいても音色を作ることなく自分の声で歌い、どのように楽譜を読み取れば自分自身にとって最大限いい声と表現となるのかも学んだように思います。今思い返してみても大変貴重な研修の機会を頂いたと思っております。

今回のリサイタルは、すべてイタリアの作品を歌う予定です。前半はベッリーニ、ドニゼッティ、チマーラ、レスピーギの歌曲、後半はバリトンの上江 隼人さんをゲストにお招きして、ヴェルディのデュエットとアリアをお届けしたいと思っております。デュエットは、『シモン・ボッカネグラ』より(シモンとアメーリアの二重唱)、『イル・トロヴァトーレ』より(ルーナ伯爵とレオノーラの二重唱)を歌います。

イタリアの素敵な作品をお楽しみ頂けるよう精一杯歌わせて頂きたいと思います。会場でお聴き頂けましたら幸いです。

髙橋絵理

日時2019年7月15日(月・祝)
開演16時
場所紀尾井ホール
ピアノ谷池重紬子
賛助出演上江隼人(バリトン)
主催公益財団法人東急財団
後援公益財団法人東京二期会
制作株式会社二期会21
入場料全席指定
4,500円 / 学生:2,500円
チケット二期会チケットセンター
03-3796-1831

紀尾井ホールウェブチケット

紀尾井ホールチケットセンター
03-3237-0061

* 出演者、曲目は都合により更になる場合があります。
* 就学前のお子様のご入場はご遠慮ください。

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