平成18年度新人賞
※プロフィールは受賞時の情報を掲載しております
東京芸術大学大学院美術研究科彫金専攻修了。
在学中より、公募展やグループ展でジュエリーの発表を始める。
平成6年の初個展を機にジュエリー作家として本格的な活動を開始。現在までに、国内で16回の個展を開催。また、海外展では、「Japanese Contemporary Jewellery」(平成7年:ゲント装飾美術館)、「Jewellery Moves」(平成10年:スコットランド国立博物館)、「Metal Element」(平成11年:NSW Art Gallery・シドニー)、「Contemporary Japanese Jewellery」(平成13年:Crafts Council Gallery・ロンドン)、「Metal Form」(平成15年:Galerie Handwerk・ミュンヘン)などに出品を重ねる一方、国内外の公募展へも積極的に挑戦を続けるなど活動。
作品は、ステンレス・銅・銀・金等の極細線や薄板、箔といった金属としては弱く、存在が稀薄に感じられる素材からなるが、身に着けることによって形を作り、使い手の内面と共鳴し、表情豊かに変化する。
近作は金属メッシュに鏨(たがね)で刻印をし、今を表現することを試みている。
Die Neue Sammlung(ミュンヘン)、九州産業大学美術館(福岡)、Museum of Arts and Design(ニューヨーク)に作品が収蔵されている。
平成19年3月から、ドイツを拠点にヨーロッパ各国の伝統的技術の習得。各国の作家やギャラリーと交流を深め、アートジュエリーがそれぞれの土地でどの様に人々の生活に関わり発展してきたのかを研究・体感することを主な目的とし研修の予定。
1995 | International Handwerksmesse Munich-TALENTE バイエルン賞&TALENTE賞 |
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1996 | 花のすみか大賞展 大賞 |
1998 | 日本ジュエリーアート展 大賞 |
1999 | 第16回淡水翁賞(美術工芸振興佐藤基金) |
第17回五島記念文化賞美術新人賞を受賞し、ヨーロッパ各国で行った研修の成果を今展で発表いたします。
「宴の余韻」をテーマに金属やコルクを素材に創作した新作約90点とこれまでの代表作を加えた合計約100点を展示します。
周防絵美子:
東京芸術大学大学院で彫金を学んだ後、日本や海外で個展や展覧会を開催し、数々の賞を受賞。作品は、日本のみならず、アメリカ、ドイツ、スコットランドの美術館や大学等に所蔵されており、国内外で高い評価を得ています。
開催日時 | 平成22年2月18日(木) ~ 2月23日(火) |
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開館時間 | 11:00 ~ 19:00 |
休館日 | 水曜日 定休 |
場所 | ミキモト本店 6階ミキモトホール |
住所 | 中央区銀座4-5-5 |
電話 | 03-3535-4611 |
入館料 | 無料 |
協力 | ミキモト |
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助成 | 五島記念文化財団 |