これからの多摩川およびその流域の環境保全・改善の礎となる活動や研究を支援します。
2024年度の助成対象事業をご紹介します
第1回目となる2024年度「多摩川の美しい未来づくり助成」は、22件のご応募を頂きました。学識経験者、NPO実務経験者、主催企業担当者からなる選考委員会で選考基準に照らして検討した結果、9件の事業に対して総額11,535,919円の助成を決定しました。
多摩川流域の環境保全・改善の礎となる研究や活動を、私たちは応援します。
表は横にスライドしてご覧いただけます。
No. | 事業名 | 申請者 | 期間 | 2024年度 助成金額(円) |
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1 | 人工芝競技場からのマイクロプラスチックの東京都野川への流出調査および流出防止装置の作製 | 国際基督教大学 小林 牧人 |
1年間 | 155,000 |
2 | 多摩川流域周辺に生息する外来種ワカケホンセイインコの飛行ルート解明による鳥由来感染症の制御 | 東京農工大学 オブライエン 悠木子 |
3年間 | 2,000,000 |
3 | 「多摩地域の化石標本の見える化」研究と民間団体・大学・博物館の協働による地域自然史の普及活動事業 | GeoWonder企画 むさしの化石塾 福嶋 徹 |
3年間 | 1,601,927 |
4 | 多摩川の地域・風土性を活用した環境芸術・デザインの研究 —多摩川をより身近な環境として親しみ、自然とともに生活を嗜む「未来環境創造」— | 昭和女子大学 藤澤 忠盛 |
3年間 | 2,000,000 |
5 | 多摩川水系浅川流域内の水質に関する課題を考える | 地域環境科学研究所 | 3年間 | 1,711,050 |
6 | 多摩川流域のつながりによる川ごみへのアプローチ:水辺の活動団体のつながりのスケールアップと川ごみを捉える視点を変える | 一般財団法人 エコロジカル・デモクラシー財団 | 3年間 | 1,260,000 |
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No. | 事業名 | 申請者 | 期間 | 2024年度 助成金額(円) |
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1 | 高校生を対象とした環境DNA解析技術による多摩川の生態系の学び | 東京薬科大学 細道 一善 |
3年間 | 1,000,000 |
2 | 農業生態系が多摩川流域の生物多様性へもたらす寄与度の評価 | NPO法人 くにたち農園の会 | 3年間 | 930,000 |
3 | 多摩川・宿河原堰周辺の生物多様性保全活動と植物相調査 | NPO法人 多摩川エコミュージアム | 3年間 | 877,942 |
多摩川およびその流域の環境保全・改善に関する研究・活動等を助成対象とします。
(1)以下のような研究・活動等を想定しています
(2)以下の条件を満たすもの
(3)以下のような研究・活動等を積極的に応援します
多摩川およびその流域の環境保全・改善に関する実践的な研究や活動を助成対象とします。
なお、行おうとする研究や活動の計画レベルに応じて、以下の2つの助成コースを設けています。
(1)助成種別
【通常コース】
※1年目から通常コースで研究・活動を行う場合の継続助成期間は最大3年間とします。ただし、単年度ごとに応募申請いただき助成採択されることが必要です。
【ステップアップコース】
※ステップアップコースは、2年目から通常コースに応募することが前提です。ただし、ステップアップコースから通常コースへ編入した場合、通常コースでの継続助成期間は最大2年間となります。また、単年度ごとに応募申請いただき助成採択されることが必要です。
助成コースのイメージ
(2)助成額
【通常コース】
1~3年目:上限200万円/件・年【ステップアップコース】
1年目:上限100万円/件・年 2・3年目:上限200万円/件・年※初年度の助成件数は、両コース合わせて10件程度を予定しております。
※2年目以降は、単年度ごとに応募申請いただき助成採択されることが必要です。
(3)助成対象
(4)応募資格
(5)助成対象期間
2024年4月1日~2025年3月31日
(6)助成対象費目
助成事業の実施に直接関連する人件費を含む諸経費
※詳細は申請書のシート「予算について」をご覧ください。
(7)助成対象外費目
(1)応募受付期間
2023年9月1日(金)~10月31日(火)【必着】
※2023年度応募受付(2024年度助成)は終了いたしました。
(2)応募方法
※申請書は、研究者用と民間非営利団体用の2種類がございます。
協働の場合は、代表者が該当するコースの申請書をご使用ください。2種類提出いただく必要はございません。
※送付先は後述「お問い合わせ・応募書類送付先」まで
※□□には助成区分(A通常コース/Bステップアップコース)、〇〇〇〇〇には応募団体名または研究機関名、個人の場合は氏名を記載ください。
(3)提出書類
所定の申請書に加えて、以下の資料をメールに添付いただきお送りください。
研究者・研究機関(団体)の場合
※研究機関コード(e-Rad:10桁)を持つ研究機関が応募する場合は、資料①②の提出は不要です。
民間非営利団体の場合
※法人格のない団体は、上記に準ずるもの
(4)応募にあたっての注意事項
※なお、当財団の個人情報保護ポリシーについてはこちらをご確認ください。
(1)選考方法
※応募時のメールアドレスをはじめとする連絡先に変更があった場合は、速やかに当財団までご連絡ください。
(2)選考基準
選考基準は以下の通りです。
(3)選考スケジュール
【一次選考(書類選考)】 2023年12月
【二次選考(オンライン口頭選考)】 2024年1月19日(金)(予定)
※応募時のメールアドレスに変更があった場合は、速やかに当財団までご連絡ください。
(1)助成手続き
(2)助成金の支払い
(3)報告義務等
① 中間報告書の提出 ② 中間インタビューの対応 ③ 完了報告書の提出 ④ 報告会などへの出席
(4)その他
(参考)主なスケジュール(助成期間1年の場合)
※継続を希望される場合は、中間インタビュー後、応募いただき助成採択されることが必要です。(最長3年間)