「東急財団」は今年、設立から50年を迎えました。
その原点は、1974年の「とうきゅう環境浄化財団」設立時の想いにあり、急激な経済発展を背景に公害問題が深刻化するなか、まちづくりを営む企業の社会的責任として、事業エリアを流れる多摩川とその流域の環境浄化を図りたいと考え取り組みをスタートしたことにあります。
その後、1975年10月に「とうきゅう外来留学生奨学財団」、1990年3月に「五島記念文化財団」を設立。2010年10月の「とうきゅう環境浄化財団」から「とうきゅう環境財団」への名称変更を経て、2019年4月にこれら3つの財団を統合し、「東急財団」が誕生いたしました。
3つの財団はそれぞれ、設立時の社会課題を踏まえ、その解決に主体的に取り組む個人の方や団体への支援事業を中心に、地域社会の福祉向上・国際親善・文化芸術の振興に力を尽くしてまいりました。
この50年、当財団に関わっていただいたすべての皆様に心より感謝申し上げます。
「東急財団」は設立時の想いを大切に引き継ぎながら、これからも社会課題の解決に貢献してまいります。
今後とも、ご支援とご協力を心よりお願い申し上げます。