Report Detail - 「奥多摩VCボランティア会だより 2011年11月」
晩秋の三ノ木戸山登山 実施日11月26日(土)
「さんのきど」と書いて「さぬきど」と呼びます。珍しい名前です。なにか由来がありそうです。奥多摩の登山地図を開くと、長大な石尾根の一番奥多摩駅近くに、小さく名前が載っています。でも、山道はよく分かりません。25,000分の1地形図を使って、この三ノ木戸山を訪ねてみました。今は晩秋、晴れ上がった空のもと、落ち葉のじゅうたんを踏みながら、まだあかく紅葉が残る木々を見上げて、ゆっくりと登ります。時々、木や標識にピンクのリボンをつけました。ここは、どこでしょう?地形図であそびながら、結構長い登りを頑張りました。山頂はすっかり葉が落ちて、遠くに富士山がもう冬のたたずまいを見せています。ひろった赤・黄の葉を窓の形にくりぬいた紙に貼って、陽にかざすと、素敵なステンドグラスのできあがり。楽しい山頂での昼休みを終え、杉林の急坂を下ります。林道を歩いて城(じょう)集落へ。いにしえの将門伝説に由来する三ノ木戸周辺の地名です。長い道のりもあと少し、私たちは夕暮れ迫る山道を、一路、奥氷川神社目指して歩きました。
報告者:奥野夏子
◆ホームページもごらんください:http://www13.ocn.ne.jp/~okutamav/event_info.html