環境

おしらせ

第9回社会貢献学術賞贈呈式を開催いたしました。

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2017年11月20日
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2017年度「とうきゅう環境財団 第9回社会貢献学術賞贈呈式」を開催いたしました。

本年度の「第9回 とうきゅう環境財団 社会貢献学術賞」につきましては、
明治大学農学部 教授 倉本 宣(くらもと のぼる)氏に贈呈いたしました。
倉本 宣氏は、近年その重要性が指摘されております「生物多様性」について、
その保全と再生に関する基礎的研究を通じ、数多くの業績をあげられるとともに、
その成果を社会に還元すべく、市民と一体となった活動に取り組み、環境保全分野において多大な貢献を行ってこられました。
特に、絶滅危惧種のカワラノギクの保全プロジェクトについては、多摩川を中心に各地の河川において
市民活動の援助に携わられ、その手法は現在、全国の多くの河川で実施されております。
植物の遺伝子攪乱を防ぐための植栽方法の提案、生物多様性保全のための里山ボランティア活動の体系化をはじめ、
数多くの自然保護活動に対して助言と支援にあたられ、市民環境科学の発展に大きく寄与されております。

「とうきゅう環境財団 社会貢献学術賞」は、日本の環境分野(環境保全、環境科学、環境技術など)において
学術的、社会的に特に顕著な業績(調査、研究、環境科学技術の発展、行政施策への貢献、実践活動など)を挙げた個人、団体などの研究者を表彰するものであり、
倉本 宣氏の実績はまさに本賞の趣旨に合致するものと考えております。
第9回社会貢献学術賞贈呈式は、2017年11月20日(月)に東京都渋谷区のセルリアンタワー東急ホテルで開催いたしました。