Report Detail - 「河口の様子 (2011年4月)」
だいし水辺の楽校
2011年4月16日(土) 本日は「だいし水辺の楽校」の平成23年度開校式と干潟観察会が行われました。
平成23年度開校式 干潟館から干潟へ移動
大師橋 それぞれ観察を開始
アシハラガニだ!
何がとれたかな? 本日のまとめをして帰ります
大師河原水防センター(大師河原干潟館)での開校式の後、ライフジャケットを着て早速干潟へ移動します。今回は小さなお子さんも多かったため、300m程下流にある大師橋下の干潟で観察会を行うことにしました。この日の最大干潮時刻は9時46分だったので、丁度良い具合に潮が引き、泥干潟が現れています。スタッフの指導のもと、それぞれ泥を掘ったり、石をひっくり返したり、葦原の中を探検したり、水辺で網を入れてみたり、どのような生きものが住んでいるか調べたところ、ケフサイソガニ、アシハラガニ、ハゼの赤ちゃん、スジエビ、ヤマトシジミなど、干潟ではお馴染みの顔ぶれを確認することができました。まだ気温が低いせいか、アシハラガニやクロベンケイガニは茂みの奥に引っ込んでいましたが、それでもたくさんのアシハラガニを捕まえてきた子どもたちもいて、カニたちにとってはちょっと迷惑だったかもしれません。干潟館へ戻ってからは、帰り道に土手を散策しながら採取した野草を天ぷらにして、お昼ご飯と共いただきました。多摩川は様々な恵みをみんなに与えてくれる豊かなところですね。
安元 順 http://www.yasumoto.com/ jun@yasumoto.com