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学術研究成果リスト

学術研究詳細

研究課題

多摩川流域環境保全データベース検証用WebGis構築に関する調査研究

学術研究 No.298
代表研究者 宮林 茂幸
所属(当時) 多摩川源流研究所運営委員長
研究内容要約

1)内閣府の「地方の元気再生事業」(平成20年~21年度実施)で設置された小菅村・多摩川源流研究所の多摩川全流域を網羅した1/25000の基盤地図データーベースシステムを活用して、この事業を実施した。


2)専門家の指導と助言を頂きながら、・とうきゅう環境財団の研究成果の可視化、・多摩川一斉水質調査データベース化、・水辺の楽校を核とする多摩川の市民活動の可視化、・多摩川源流資源調査のデータベース化などに取り組んだ。とうきゅう環境財団の学術研究成果の内、1995年~2009年の14年間の121件の研究成果をWebGisにアップすることが出来た。


3)地球温暖化が進展する中、源流域のスギやヒノキ等の森林の荒廃が憂慮すべき事態に立ち至っており、この分野の資源調査やデータベース化に取り組んだ。さらに、検索表示機能、閲覧・双方向登録、その他操作機能の改良と技術講習会の開催などに取りくんだ。


その結果として


1)源流から河口のまでの地理情報GISを基盤とする情報ネットワークが構築されれば、多摩川の自然環境を保全しようと願う市民や企業、教育関係者、自治体、河川管理者など広範な住民にリアルタイムで「生きた情報」の提供が可能になる。


2)「多摩川流域環境データベース化」が進展すれば、地理情報GISを基盤とする「多摩川フィールドミュージアム」の構築が可能となり、流域市民がいつでも、どこでも、だれでも知りたい情報が地図情報として入手可能となり、多摩川との距離が近くなり多摩川への理解が広がる。


3)多摩川に関する地図情報が入手可能になれば、多摩川への関心と理解が深まり、多摩川への環境保全や源流域への注目度も高まり、流域全体をよくする活動への参加と協力が加速する。


4)これまでの多摩川に関する調査・研究の成果の可視化が可能になり、地図情報として理解できることから、多摩川への理解が一層深まり、研究の成果も生かされることになる。

共同研究者

中村 文明(多摩川源流研究所 所長)


尾高 重徳(株式会社 国土地図)

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