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学術研究成果リスト

学術研究詳細

研究課題

多摩川流域におけるダニの生息分布調査およびダニ媒介性人獣共通感染症調査

学術研究 No.325
代表研究者 三浦 こずえ
所属(当時) 東京大学大学院農学生命科学研究科 獣医学専攻獣医公衆衛生学教室 准教授
研究内容要約

2015年10月と2016年3月から10月の間、多摩川沿いの遊歩道にて、ダニの採集を行った。その結果、総数551匹(オオトゲチマダニ21匹、キチマダニ68匹、フタトゲチマダニ102匹、ヒゲナガチマダニ1匹、ヤマトマダニ2匹、チマダニ幼虫357匹)を採集し、成虫と若虫は1匹ずつ、幼虫は1-5匹を1検体としてまとめ計266検体とした。これらのダニをビーズにて粉砕し、RNA抽出後、RT-PCR法にて各種病原体の遺伝子検出を行った。その結果、重症熱性血小板減少症ウイルス(SFTSV)、フラビウイルス遺伝子は全て陰性であった。リケッチア17-kD遺伝子は2/256, gltA遺伝子は6/266で陽性となり、gltA遺伝子の検出感度が高かった。さらに、フレボウイルスL分節遺伝子は1/266で陽性となった。PCR法で増幅された17kD、 gltA遺伝子とフレボウイルスL分節遺伝子に加えてS分節遺伝子の解析も行った。リケッチアgltA遺伝子は6検体とも同一配列で、R. japonicaと98.8%一致、Candidatus R. Vini およびR spp. Hf332とは100%一致した。フレボウイルスは解析の結果、日本ではYongjia Tick VirusやLesvos Virusと同じクラスターに入る日本では初報告となる株であった。


共同研究者
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