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学術研究詳細

研究課題

多摩川中流域に残存する谷戸地形(都立農業高等学校附属神代農場)の生物多様性に関する研究と谷戸地を利用した環境教育

学術研究 No.334
代表研究者 小作明則
所属(当時) 一般財団法人進化生物学研究所
研究内容要約

関東平野西部には多摩川の扇状地に起源をもつ武蔵野台地が広がっている。このうち、武蔵野台地を形成する武蔵野面群の南縁と立川面群は国分寺崖線で隔てられており、武蔵野台地辺縁部には湧水をもつ谷戸地形がみられる。循環型農業にも貢献してきた谷戸地は宅地開発により殆ど消滅しているが、神代農場は谷戸地と、従来の農業形態が残る貴重な場である。その神代農場の環境調査の一環として、土壌調査を行った。斜面上部には立川ローム層の上に発達した黒ぼく土が見られた。黒色の表層は斜面上部で100㎝、中部で110㎜であり、斜面上部から中部へ表層の土が崩積していることを示していた。また、斜面下部の土壌層には武蔵野台地の礫の風化物を含む下層が見られた。多湿であるが、グライ特徴は示しておらず、疑似グライの性質をもつ停滞水成土が発達していると考えられた。


共同研究者

今堀 洋子

塩見 正衛

清水 晃

平山 良治

森 圭子

青木 良

宇野 誠一郎

横井 直人

大倉 利明


研究全文