環境

学術研究成果リスト

学術研究詳細

研究課題

多摩川下流低地における地下水環境と地盤沈下・隆起の変遷

学術研究 No.329
代表研究者 愛知 正温
所属(当時) 東京大学大学院新領域創成科学研究科
研究内容要約

干渉合成開口レーダー(InSAR)技術により、広範囲の地表面変位を面的に観測できるようになったことから、これを地下水・地盤沈下モデルのキャリブレーションに用いる研究は増加してきている。一方で、観測地表面変位データには、地震やその余効変動など、地下水揚水とは関係のない成分が含まれることがあり、先述のような研究においては深刻な誤差要因となりうる。

これに対し、適当な地下水・地盤沈下モデルを用いて地下水揚水に起因する変位成分を計算し、観測データからその地下水揚水起因成分を除いた残差変位分布データを作成したときに、残差変位分布データが空間統計的に最も単調となるように地下水・地盤沈下モデルのパラメータを選ぶことで、広域的な地殻変動成分が観測データに含まれていても、その影響をほとんど受けずに地下水・地盤沈下モデルのキャリブレーションを行える可能性があることが、数値実験により示唆された。


共同研究者

伊藤 有加


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